スマートフォン専用ページを表示
名盤レコード紳士録
音楽の新しいジャーナル。
ベートーベン以来の正統的な道を離れず,
その構造を清新な詩で満たす
〈新しき詩的な時代〉のために。
TOP
/ レコード時代の指揮者名鑑
2018年04月19日
ヴィリー・ボスコフスキー
ヴィリー・ボスコフスキー
Willi Boskovsky 1909.6.16-1991.4.21
オーストリア
ボスコフスキーは、ウィーンの純美な音楽伝統の化身ともいうべき、まさに“ウィーン気質”の音楽家であった。ウィーンに生まれ、ウィーン音楽アカデミーに学び、1932年にウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団、翌年からウィーン・フィルのメンバーとなり、1939年から1970年までコンサートマスターを務める傍ら、ボスコフスキー四重奏団(ウィーン八重奏団に発展)、ウィーン・フィル四重奏団を組織して室内楽演奏に勤しみ、母校で後進の指導にも当たった。1969年にウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団の指揮者に就任、さらにウィーン・モーツァルト合奏団やボスコフスキー合奏団を指揮して活躍した。ボスコフスキーの存在を忘れがたくさせているのは、何よりも1955年から1979年までウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートを弾き振りした時の、これぞウィンナ・ワルツの神髄ともいうべき優雅で爽快な名演によってである。1975年と1979年のライヴ録音盤を含む「ウィンナ・ワルツ大全集」(1957〜79年、LONDON)と、ウィーン・モーツァルト合奏団を指揮したモーツァルトのセレナード&ディヴェルティメント全集(1967〜1978年、LONDON)は、ともに永遠の遺産といえる。
iPadから送信
ラベル:
オーストリア
posted by アマデウスクラシックス at 13:28| 熊本 |
Comment(0)
|
レコード時代の指揮者名鑑
|
|
新着入荷商品: アナログ・レコード 通販 RECORD SOUND
検索
<<
2023年07月
>>
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
ファン
メッセージを送る
このブログの読者になる
更新情報をチェックする
ブックマークする
友達に教える
最近のコメント
最近の記事
(07/25)
記事投稿数が13,920件になりました!
(12/01)
2020年11月30日のつぶやき
(11/30)
2020年11月29日のつぶやき
(11/29)
2020年11月28日のつぶやき
(11/28)
2020年11月27日のつぶやき
タグクラウド
review
オーストリア
レコードレーベル
実業家
誕生日
カテゴリ
日記
(2)
つぶやき
(635)
Jazz
(1)
レコード時代の指揮者名鑑
(1)
過去ログ
2023年07月
(1)
2020年12月
(1)
2020年11月
(23)
2020年10月
(27)
2020年09月
(11)
2020年08月
(7)
2020年07月
(15)
2019年11月
(10)
2019年10月
(16)
2019年07月
(29)
2019年06月
(30)
2019年05月
(31)
2019年04月
(29)
2019年03月
(31)
2019年02月
(28)
2019年01月
(31)
2018年12月
(31)
2018年11月
(30)
2018年10月
(31)
2018年09月
(30)
商品紹介
RDF Site Summary
RSS 2.0
広告
この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。
以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。
・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。
posted by
Seesaa ブログ